今さら聞けないSDGsとは?

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
  
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「今さら聞けないSDGsとは?」
 
というテーマです。
 
 
 
ここ数年、
 
SDGsというキーワードが
 
注目を浴びてきました。
 
 
 
SDGsは
 
「持続可能な開発目標」の略で、
 
17のグローバル目標と
 
169のターゲットから成る
 
国連の持続可能な開発目標です。
 
 
 
【SDGs 17の目標】

  1. 貧困を無くそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤を作ろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさを守ろう
  16. 平和と公平をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

上記の未来に対する提言が
 
まとめられているのがSDGsです。
 
 
 
  
Google Trendで調べると、
 
特に2019年に入ってから、
 
話題が新型コロナウィルス一色になる
 
2020年2月までの間に、
 
急激に検索数が伸びているのが分かります。
 
 
17の目標の中に、
 
「13.気候変動に具体的な対策を」
 
という内容があります。
 
 
 
SDGsの中では、
 
特にこの気候変動に注目が集まっています。
 
 
 
 
スウェーデンの環境活動家
 
グレタ・トゥーンベリさんが中心となり、
 
フライデー・フォー・フューチャーという
 
気候変動対策への呼びかけが、
 
世界中の若者達に広まりました。
 
 
 
 
この活動は、
 
トランプ大統領ですら
 
名指しでコメントするくらい注目を浴びました。
 
 
 
気候変動への対策を求める声は、
 
これからの10年間で
 
ますます高まっていくでしょう。
 
 
 
 
この気候変動への取り組みを求める声に
 
対する具体的な行動は、
 
まず化石燃料に対する規制という形で始まりました。
 
 
 
欧州では、英国のロイズを筆頭に、
 
石炭火力発電所への損害保険が
 
付かなくなっています。
 
 
 
 
 
発電所で何らかの事故があった場合、
 
発電所と電力会社が
 
全額を保障しなくてはなりません。
 
 
 
これは、
 
発電所の運営の最大のリスクを
 
ヘッジする手段がなくなったことを意味します。
 
 
 
 
また、欧州の自動車会社では、
 
EVへのシフトが進んでいます。
 
 
 
 
また、環境に配慮した
 
植物由来の肉を使ったハンバーガーが
 
アメリカで一大ブームを巻き起こしてもいます。
 
 
 
 
なぜ、植物由来肉が
 
注目されているのか?といえば、
 
人間が穀物を直接食べる場合に比べて、
 
牛肉を食べるとその10倍の穀物を必要とするからです。
 
 
 
今後、これまで貧しく
 
鳥しか食べてこなかった人々が
 
経済的に豊かになり牛肉を食べるようになると
 
大量の牧草地が必要になります。
 
 
 
牧草地が必要になれば、
 
森林を切り開くことになりますから、
 
環境破壊がより一層進むというわけです。
 
 
 
その1つの解決策として、
 
提案されているのが植物由来肉なのです。
 
 
 
 
今後、SDGsへの関心は
 
ますます高くなっていくでしょう。
 
 
 
明日は、
 
「大きさ世界4位の湖が蒸発」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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