大きさ世界4位の湖が蒸発

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「大きさ世界4位の湖が蒸発」
 
というテーマです。
 
 
 
先日お話しした
 
SDGsの目標17個の6番目には
 
「安全な水とトイレを世界中に」
 
と謳われています。
 
 
 
世界中に水不足で
 
苦しんでいる人々がたくさんいます。
 
 
 
一方で、
 
水は砂漠でもない限りは
 
豊富にあるいう意見もあります。
 
 
 
では、
 
水があるにもかかわらず、
 
水不足と叫ばれているのでしょうか?
 
 
 
その理由のひとつは、
 
その水がそこに住んでいる人々に提供されずに、
 
農業用水として
 
穀物を育てるために使われるからだです。
 
 
 
 
河川の水だけでは足りずに、
 
地下水を汲み上げていたものの、
 
その地下水が枯れてきています。
 
 
 
すでに、
 
世界4位の大きさだった巨大な湖、
 
アラル海が地図から消えかけるほど
 
小さくなってしまいましたが、
 
理由は地下水を農業用水として
 
大量に汲み上げ過ぎたからと言われています。
 
 
 
  
前述の植物由来肉は、
  
SDGsの複数の目標を実現する
 
手段として注目を浴びているのです。
 
 
 
水不足は深刻な問題ですが、
 
解決策もいくつか実践され始めています。
 
 
 
テスラのソーラーシティーの
 
CRO(Chief Revenue Officer)だった
 
ヘイズ・バーナード氏が立ち上げた
 
NGO・Give Powerはテスラのソーラパネルと
 
バッテリーを使って淡水を製造する装置を開発しました。
 
 
 
 
同社はこの装置を
 
アフリカのケニアをはじめとした
 
世界数か所の水不足の場所に、
 
次々と配置するビジネスで成果を出しています。
 
 
 
従来はこういった事業は、
 
寄付金や国連やJICAの予算などで
 
行われていました。
 
 
 
 
寄付金や国際機関の予算を消化する事業は、
 
予算が途絶えたらビジネスも死んでしまいます。
 
 
しかし、営利事業であれば持続可能です。
 
 
 
すでに、
 
資金調達という点では、
 
SDGsに沿ったビジネスに
 
投資家の資金が集まる傾向が出ています。
 
 
 
明日は、
 
「ポーター教授「5フォース分析」とは何か?」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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