居眠り運転が当然の社会

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「居眠り運転が当然の社会」
 
というテーマです。
 
 
 
現在の社会では、
 
「居眠り運転」は交通事故の原因に
 
なります。
 
 
 
そのため、高速バス会社や
 
人の輸送に関わる会社では、
 
労務管理が大きな課題です。
 
 
 
しかし、近い将来、
 
「居眠り運転」はして当然の
 
ものになるでしょう。
 
 
 
実際、
 
ボルボをはじめとした自動車メーカーが
 
発表している無人自動車のコンセプトカーでは
 
移動するだけが目的ではなくなっています。
 
 
 
ベッドルームのように眠れる車両や、
 
仕事相手との会食をしながら移動できる
 
ダイニングカーのような車両など、
 
用途に合わせた自動運転車が
 
現れる可能性を示唆しているのです。
 
 
  
 
コンセプトカーが現実のものになれば、
 
移動しながら食事をしたり、
 
会議をしたり、睡眠をとったりする
 
ことがあたりまえの世の中に
 
なっていきそうです。
 
 
 
さらに進んで、
 
「移動」そのものが極端に少なくなる
 
可能性もあります。
 
 
 
これまでのビジネスシーンでも、
 
打合せはSkypeやZoomで
 
打合せをすることもありましたが、
 
やはり直接会って
 
打合せすることが好まれました。
 
 
 
ところが、
 
今回のCovid-19の影響により、
 
多くの企業で
 
在宅勤務に切り替えざるを得なくなりました。
 
 
 
そこで、
 
それまで避けられがちだった
 
テレワークやオンラインビデオ会議をしてみたら、
 
「思った以上に会議がうまく進んだ」と
 
思った人も多いのではないでしょうか?
 
 
 
さらに、これから10年の間には、
 
ARグラスのような
 
スマートアイウェアが登場します。
 
 
 
これによって、
 
オンラインビデオ会議では、
 
感じることのできなかった
 
“同じ空間にいる感覚、臨場感”ですら
 
共有できるようになります。
 
 
 
こうなると自動運転どころか、
 
移動する必要自体が必要なくなるかもしれません。
 
 
 
それに伴って、
 
物理的な場所というものの重要性が薄れていき、
 
例えば都心部の不動産価格が下がり、
 
地方の不動産価値が上がるということが
 
起きてくる可能性があります。
 
 
 
明日は、
 
「今さら聞けないSDGsとは?」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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