スタートアップ活用戦略

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
  
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「スタートアップ活用戦略」
 
というテーマです。
   
   
 
既存企業が
 
初期のスタートアップの成長を助ける存在となると
 
それが既存事業にとって
 
どうプラスになるのでしょうか? 
 
 
 
今日から、
 
スタートアップをどう活用するのか? 
 
 
 
言い換えると、
 
スタートアップとどのように付き合えば、
 
企業は次の時代も生き残っていけるのか? 
 
について考えていきます。
  
  
  
これまでも幾度とお伝えしてきましたが、
 
IoT、AI、VR/AR、ロボット、自動運転、衛星、
 
量子コンピュータ、
 
再生可能エネルギーの発電手段と
 
バッテリー技術等の発展、
 
長寿の実現等により、
 
社会が大きく変わっていきます。
 
 
 
大きく変わっていく社会の中で、
 
企業が生き残っていくためには、

変化していかなくてはなりません。
  
 
 
どのように変化していくかは、
 
企業によって異なります。
  
 
 
選択肢はいくつもありますが、
 
そのうちのどれを選択するかは、
 
企業によって異なるでしょう。
 
 
 
そして、新しい社会の中での新しい役割は、
 
現在の企業の置かれている状況、
 
強みと弱み、保有している資産によっても
 
異なってきます。
 
 
 
ここで広告代理店を例に挙げて、
 
考えていきましょう。
  
 
 
初めにお断りしておきますが、
 
あくまでも空想の世界なので、
 
現実にこのような現実になるとは限りません。
 
 
 
あくまでも、
 
考えるための題材としてお付き合いください。
 
 
 
そもそもですが、広告の役割は、
 
多くの潜在顧客に
 
商品やサービスの情報を知ってもらうことです。
 
 
 
そのため、広告代理店は、
 
広告主が知らせたい情報に合ったメディアを探し、
 
広告主にベストな知らせ方を提案し、
 
実際にそれを実行に移すお手伝いをしてくれます。
 
 
 
従来の広告事業モデルでは、
 
広告代理店が、広告主の知らせたい情報を、
 
適切な生活者に届けるために必要なものは、
 
以下の4点でした。
   
 
1 広告主
2 広告主の知らせたい情報
3 生活者
4 メディア
  
  
今後、このような広告業を取り巻く環境は、
 
劇的に変わっていくでしょう。
  
 
 
その一つにスマートグラスがあります。
 
 
 
スマートグラスによって
 
生活者の目に移るものは、
 
現実世界に加えて
 
仮想世界が加わっていきます。
 
 
 
例えば、現在は、
 
看板やデジタルサイネージで、
 
その場にいる生活者の視界に広告を入れることによって、
 
商品などへの認知を強化しようとします。
 
 
 
ところが、
 
スマートグラスを掛けて歩いている
 
ヒトの視界には、
 
現実世界にある看板ではなく、
 
その上に仮想情報で上書きされた
 
デジタル看板が表示されることでしょう。
 
 
 
つまり、実際の看板ではなく、
 
その上にデジタルで上書きされた看板が映ることになります。
  
 
 
あるいは、
 
何かを購入しようとして、
 
Alexaのようなスマートスピーカーに搭載された
 
AI秘書によって
 
商品を探したり、購入したりする場面を
 
想像してみてください。
 
 
 
Alexaがいくつかの商品を提案してくれ、
 
その中から選んで注文すると、
 
その日の夜には
 
自宅に届けてもらえるようになります。
 
 
 
 
明日は、
 
「仮想メディアの広告市場を独占する方法」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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