さよならスマートフォン:スマホが消える日

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
昨日は
 
「そして誰もいなくなった。無人輸送システムの今」
 
というテーマでお話ししました。
 
 
 
無人輸送システムが、
 
倉庫や陸上運送など様々な場所で
 
活用され始めていましたね。
 
 
 
 
無人であれば、
 
24時間稼働し続けることができますし、
 
入荷、荷ほどき、分類、
 
タグ付、入庫登録処理など一連の作業が
 
自動化できれば必要な人材は激減します。
 
 
 
 
ネットショッピングの市場は、
 
物理的に商品を購入者に届ける部分が
 
ボトルネックですから、
 
それが無人化によって解消されれば
 
ますます成長可能性があります。
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「さよならスマートフォン:スマホが消える日」
 
というお話です。
 
 
 
びっくりする人も多いと思いますが、
 
私たちの生活になくてはならない
 
存在になっているスマートフォンも、
 
まもなく消えていくでしょう。
 
 
 
 
スティーブジョブスが
 
2007年1月に発表したiPhoneが、
 
いまのスマートフォンの始まりでした。
 
 
 
それまでもBlackberryや
 
Nokiaが端末の下半分に
 
キーボードを付けた端末がスマートフォンがありました。
 
 
 
しかし、
 
ガラケーで一足早くモバイルインターネットに
 
慣れ親しんでいた日本人にとっては、
 
iPhoneがスマートフォンのはじまりの
 
ようなものです。
 
 
 
スマートフォンは、
 
どうして無くなるのでしょうか?
 
 
それは、
 
もっと優れた代替手段が現れるからです。
 
 
 
 
実際、今のスマートフォンには
 
いくつも課題があります。
 
 
 
例えば、視覚については、
 
・スマホの視野は狭すぎる
・歩きスマホが危険
 
といった点が課題になっているのです。
 
 
 
その課題への解決策として有望なのが
 
スマート・アイウェアと言われています。
 
 
 
例えば、
 
以前、プライバシー保護の観点から
 
批判を受けて姿を消したGoogle Glassの
 
改良版のような小型のARグラスが
 
登場数のは時間の問題でしょう。
 
 
 
ARグラスでは、
 
例えばこんなことが実現できるように
 
なるかもしれません。
 
 
 
4Kモニター16台分の映像が
 
ARグラス越しの
 
視界いっぱいに表示されます。
 
 
電子メール、テキストメッセージ、
 
インターネット、ビデオ、
 
その他確認したいコンテンツなど、
 
好きなコンテンツを含む16台のモニターです。
 
 
 
あなたは、
 
いつでもそれを見ることができますが、
 
マウスもキーボードも持ち歩く必要はありません。
 
 
 
視界の中にバーチャルなキーボードを表示させて、
 
指を動かすだけで良くなります。
 
 
 
 
しかも、
 
あなた以外の誰も
 
そのコンテンツを見ることができません。
 
 
 
 
そしてそれらはスマートフォンのように、
 
どこにでも持ち歩くことが出来るのです。
 
 
 
すでに、
 
この新しいスクリーンの市場は
 
約100兆円と言われていて、
 
Apple、Microsoft、HTC、Googleなどの大企業、
 
そしてMagic Leap、Avegant、ODGなどの
 
新興企業が、このスクリーンを
 
こぞって構築しようとしています。
 
 
 
最終的には、
 
スマート・アイウェアは、
 
眼鏡ではなく、コンタクトレンズに
 
なるかもしれません。
 
 
 
 
いずれにしても、
 
わざわざスマホを持ち歩かなくても、
 
普通に視界の中で
 
見たいモノが見れるようになり、
 
仕事も手ぶらでできるようになる
 
可能性が高いです。
 
 
 
スマートフォンも私たちの生活に
 
大きな変化をもたらしましたが、
 
それらがスマート・アイウェアに
 
切り替わった世界では、
 
私たちの生活がどんなふうに
 
変化していくのか?
 
 
興味深いですね。
 
 
明日は、
 
「モバイル革命で銀行が終わる」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
お楽しみに!

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