営業デジタル化の8ステップ

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
  
「営業デジタル化の8ステップ」
 
というテーマです。
 
 
 
 
顧客接点のデジタル化というと、
 
B to C(消費者向けビジネス)を
 
イメージする人が多いと思います。
 
 
 
 
しかし、デジタル化が可能なのは、
 
B to Cだけではありません。
 
 
 
B to B(法人向けビジネス)も
 
デジタル化は可能です。
  
  
 
法人向けビジネスでも
 
デジタルマーケティングと
 
インサイドセールスを行うことで、
 
客先訪問を大幅に減らせるようになります。
 
 
 
そして、
 
法人顧客がZoomやTeamsなどを
 
利用することに抵抗がなければ、
 
クロージングまでをデジタルで
 
行うことが可能です。
 
 
 
営業のステップは8ステップあります。
 
 
1.認知
2.リード獲得=見込み客獲得
3.リード育成=見込み客教育
4.有望リード抽出
5.アポ・訪問による信頼形成
6.ニーズの具体化
7.提案
8.クロージング
 
 
この8つのステップは全て、
 
デジタル化することが可能です。
 
 
 
以下、各項目を簡単に解説します。
 
 
1.認知
まず広告でWebサイトに誘導したり、
SNSからオウンドメディアに
誘導したりすることによって、
市場の潜在的な顧客に認知してもらいます。
 
 
2.リード獲得
興味のある人からメールアドレスなどの
連絡先をもらいます。
連絡先をくれた人たちがリード、
つまり見込み客です。
 
 
3.リード育成
リードに無料ウェビナーや、
その後の情報提供メール
(何度かに分けて配信するステップメールが良く使われます)で、
潜在顧客の自社商品/サービスに
対する興味を育成していきます。
 
毎回のステップメールに、
商品/サービスをより深く理解できる
映像のリンクを付けておくと良いでしょう。
 
 
4.有望リード抽出
育成プロセスを一通り終えた見込客について、
営業をかけても良さそうかの探りを入れるために、
ダイレクトでメッセージを送ったり、
メールを送ったりします。
 
 
5.アポ・訪問による信頼形成
次はアポ取りをして客先に訪問します。
 
コロナの影響でテレワークを経験した顧客なら、
Zoomを使ったビデオ会議でも良いという
顧客は少なくないでしょう。
 
ここでは、
まずはお客様とラポールを築くことが一番重要です。
 
 
6.ニーズの具体化
ラポールが築けたら、
次はお客様の話を詳しく聞きましょう。
 
自社の商品/サービスに関心を持った理由から、
お客様が抱えている課題や期待などを聞き出し、
ニーズを具体化することがこのステップでは重要です。

7.提案
具体化したニーズに対して、
解決策の提案を行います。
 
提案は1回で済むとは限りません。
 
お客様の要望に答えつつ2回、3回と提案を
繰り返してニーズと提案内容をマッチさせて行きます。
 

8.クロージング
提案内容についてお客様に賛同いただけたら、
次は金額などを含めた諸条件を詰めてクロージングします。
 
 
 
5〜8は通常の営業活動ですが、
 
これらは全てZoomやTeamsなどの
 
ビデオ会議システムを使うことで
 
デジタル化が可能です。
 
 
 
デジタル化が進むと、
 
営業の移動時間を短縮したり、
 
感染リスクを抑えることもできます。
 
 
 
営業がもともとしている仕事を
 
デジタルに置き換えるだけですから、
 
新たなスキルの習得もそれほど
 
必要ありません。
 
 
 
 
明日は、
 
「宅配・パートをデジタル管理する方法」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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