アクセラレータープログラム活用術

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
  
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「アクセラレータープログラム活用術」
 
というテーマです。
   
   
 
 
昨日は、 
 
効率的に自社の求めるスタートアップを
 
探す方法として、
 
下記代表的なもの3つのうち、
 
1と2をご紹介しました。
 
 

  1. VCにコンタクトを取ってみる
  2. 銀行が行っているスタートアップとのマッチングイベントに参加
  3. アクセラレーターのプログラムに参加し、そこでのバッチ
     (ピッチプログラム)でピッチした事業者の中から選択し、
       アプローチする
     
     

今日は、
 
3のアクセラレータープログラムについて、
 
お伝えします。
 
 
 
まず、
  
昨日の事例のみずほ銀行のように、
 
スタートアップを支援する
 
取り組みをしている企業のことを、
 
アクセラレーターと呼びます。
 
 
 
そして、彼らは、
 
さまざまな方法を使って、
 
さまざまな企業にスタートアップを
 
紹介しています。
  
  
 
それらの方法のことを 
 
アクセラレータープログラムと呼びます。
 
 
 
ここでは、
 
アクセラレータープログラムの例として
 
以下の2つを簡単に紹介します。
  
 
1.ゼロワンブースター
2.Plug and Play Japanによるマッチング


どちらも
 
スタートアップ支援と
 
大企業のイノベーション支援を
 
掲げたプログラムを提供しています。 
 
  
 
1.ゼロワンブースター
 
株式会社ゼロワンブースターが行っているプログラムです。
 
顧客企業が求めているソリューションを
 
一般に公募するコンテストを
 
スポンサーとして開催しています。
 
 
 
特徴としては、一般に公募されるため、
 
シードラウンド以前のスタートアップ
(あるいは、企業にすらなっていないチーム)と知り会えること、
 
そしてその企業の求めているものに合わせた
 
ソリューションを提案してくれる、というところでしょうか。
 
 
  
2.Plug and Play Japanによるマッチング

 
Plug and Play Japanは、
 
シリコンバレーのアクセラレーターの日本法人で、
 
シリコンバレーで主流のスタートアップ支援プログラムを
 
日本でも展開しています。
 
 
 
国内外のスタートアップは、
 
3か月間のプログラムに応募すると、
 
その期間中に大企業と横断的に
 
パートナーシップを構築する機会を
 
得られます。
 
 
 
代表的なのが、
 
大企業向けに行うピッチイベント「バッチ」です。
 
 
 
企業側は、
 
興味のあるスタートアップのピッチを
 
聞きに行くことができ、
 
気になったスタートアップと後日個別に面談し、
 
提携に繋げる機会を得ます。
 
 
 
企業側は、
 
あらかじめPlug and Playの会員に
 
なっていなくてはなりません。
 
 
 
この会費が、
 
アクセラレーター側のキャッシュフローの源となっています。
  
 
 
特徴としては、
 
参加しているスタートアップは、
 
あらかじめPlug and Playのフィルターを取ってきているため、
 
それなりのレベルが期待できるということと、
 
アクセラレーター自身もVCとして
 
出資する可能性があるというところです。
 
 
 
また、スタートアップは
 
自社の想いで商品・サービスを作り、
 
ピッチをするため、
 
企業側としては、
 
自社の目的に適うものかどうかの
 
目利きが必要になります。
  
  
 
このようにして見つけたスタートアップに対し、
 
次は、出資や事業提携をしていくことになります。
 
 
 
明日は、
 
「出資と業務提携の先にあるもの」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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