坂本龍馬の人生を体感して学ぶ日

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
昨日は、
  
「P2Pビジネス×電力産業」
 
というテーマでお話ししました。
 
 
「ディスラプトされる産業」電力産業の
先々について、
 
技術の発達で、
あらゆるものに発電機能を持たせることが
できるようになると、
 
電力のほとんどは、
自家生産・自家消費になります。
 
 
電力に余裕のある人から、必要な人に、
リーズナブルな価格で提供する
「P2Pビジネス」の仕組みや、
 
それを取りまとめる小さなビジネスが
全国各地に立ち上がることをお話しました。
  
 
新規参入者が幾多にわたるため、
 
電力会社や火力発電所、
あるいはそこに物資を共有している企業にとっては、
 
あまり嬉しくない未来になりそうですが、
 
 
エネルギーが無料に近づくことで、
私たち個々人の生活は様変わりし、
 
さまざまな社会問題も
解決する可能性が高まりそうですね。
 
 
 
さて、今日は、
  
「坂本龍馬の人生を体感して学ぶ日」
  
  
というお話です。
 
  
今後、
教育産業は、劇的に変化していきます。
 
  
万が一、
旧来の教育制度や教育内容に固執をしていると、
 
こどもの世代で
富裕層から貧困層にフリーフォールする可能性も
否定できません。
 
 
では、これから、
教育産業がどのように変わっていくのか?
 
  
大学は高等教育の最高峰ではなくなり、
本来の研究機関になるでしょう。
 
 
なぜ?
大学が「教わる」ところでなくなるかというと・・・
 
 
知識は、インターネット上に溢れているため、
 
もはや、
誰かから教わる必要がなくなっているからです。
 
 
もちろん、偽物の情報の方がはるかに多いなかで、
本物を見つける目を養う必要はありますが・・・
 
少なくとも、
いまの学校教育で、
 
「本物を見つける」目を養うのは
効率が悪すぎます。 
 
 
例えば、
TEDトークのような
世界的に注目を浴びているスピーカーの
話を聞く方が、
 
世界TOP100にも入っていない大学の
教授の話を聞くよりも、
 
はるかに役に立つでしょう。
 
 
インターネットの普及により、
これまでの収容人数に物理的な制限がある
教室や講堂での授業だけではなく、
 
東京に住みながら
マサチューセッツ工科大学の講義を受け、
学生と議論を重ねることも可能になりました。
 
 
これだけ「知識」が入手しやすくなった時代、
 
そもそも論になってしまいますが、
学位を取るために
大学に入る必要があるでしょうか?
  
 
その学位は、
これからの世の中で生き抜くために、
必要なことでしょうか?
  
 
驚かれる方もいるかもしれませんが・・・
 
ここで紹介する錚々たる面々は、
学位を持っていません。
 
オンラインストレージの
Boxを立ち上げたアーロン・レヴィ

クラウド・ストレージの
Dropboxを作ったアラシュ・フェルドーシ

デル・コンピューターを
作ったマイケル・デル

オラクルの創業者である
ラリー・エリソン
   
ビルゲイツ、スティーブ・ジョブス、
マーク・ザッカーバーグも然り
学位はありません。
 
 
 
これからの教育を変える「VR」
についてもお話しましょう。
   
  
あなたが歴史を学ぶ際に、
 
その時代にタイムスリップし、
歴史上の出来事を体感できるとしたら・・・
 
 
もっと興味をそそられ、
学習意欲が増すだけでなく、
理解も深まると思いませんか?
 
 
バルセロナ大学の
バーチャル環境学の教授である
Mel Slaterは、
 
拡張仮想現実の専門家の集まり
VR Days Europeで、
あるアイデア理論を提案しました。
 
 
「バーチャルリアリティは、
あなたがどこにいるかだけではなく、
あなたが誰であるかを変えることができる」
 
 
これが、
VRが教育を変えることの本当の意味でしょう。
 
 
仮想的現実の世界では、
私たちの脳は、
新しい仮想のキャラクターを自分のものとして
素早く吸収する傾向にあります。
  
 
つまり、VRで
坂本龍馬の人生の一部を
 
坂本龍馬本人になりきって体験すると、
 
VRの世界で坂本龍馬の
周囲の人たちは、
あなたを坂本龍馬として扱いますので、
 
あなた(脳)は、
坂本龍馬のように考えて
 
行動するようになるのです。
 
 
そして現実世界に戻っても、
その思考回路は身に付いているでしょう。
  
 
他にも、
スティーブ・ジョブスやイーロン・マスク、
マイケルジョーダンの思考など、
 
あなたは、
興味や必要に応じて、
インストールすることができます。
 
 
マイケル・ジョーダンの思考を
インストールした後は、
彼の”あたりまえ”の基準を知る事になり、
 
NBAプレイヤーになることを望めば、
 
ジョーダンの基準に達するまで
諦めずにシュートの練習が
できるようになるでしょう。
 
 
ノーベル賞受賞学者の
思考などをインストールすれば、
 
能動的に
さまざまな情報源を探し、
知識を身に付け、
 
自らの思考を深堀りし、
理論を構築したり、
 
実験でそれを証明したりする習慣や、
その楽しさを体験できるので、
 
こどもは、
自然に勉強する習慣が
身に付くことでしょう。
  
 
ここまで、
「知識」はインターネット上に
溢れているため、

もはや誰かに教わる必要が
なくなりはじめていること、
 
VRがこれからの教育に
与える可能性について
お話をしました。
 
 
VRも同様、
インターネットにアクセスできれば、
 
学費があろうとなかろうと、
教育格差はなくなります。
 
  
ここで情報の
「言葉の違い」について
 
不安に思われた方もいるかもしれません。
 
 
しかし、 
Googleが自動通訳
してくれるようになるので、
心配いりません!
 
 
英語や中国語を理解しなくても、
 
話される内容、
書かれている内容を
理解できるようになるのは、
 
そう遠くない未来です。
  
  
 
明日は、
     
「あのAmazonが実店舗を出店!?」
   
というテーマでお送りします。
    
    
お楽しみに!

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