パンデミックとデジタルで医療はどう変わる?

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「パンデミックとデジタルで医療はどう変わる?」
 
というテーマです。
 
 
 
IoTの普及に伴って、
 
現実世界の人やモノの
 
デジタル世界での複製である
 
「デジタルツイン」も
 
広く利用されるようになるでしょう。
 
 
 
前述したように、
 
病院に行かずに診断を受けれる
 
オンライン診療は、
 
世界中で始まっています。
 
 
 
日本の医師会は
 
パンデミックによる非常時だけの
 
暫定的な対応としていますが、
 
既に第二波、第三波を経験した現在では、
 
オンライン診療を前提とした
 
医療システムの見直しは避けられない状況です。
 
 
 
今後の医師不足と、
 
高齢者増加による患者の増加はによって
 
AIによる診断サポートに留まらず、
 
AIの診断における重要性は
 
ますます高まっていくはずです。
 
 
 
アップルウォッチや
 
Fitbitのようなスマートウォッチが、
 
IoTとして機能して歩数、心拍数、
 
睡眠の質などの測定項目に加えて、
 
汗の成分分析によって
 
血液検査と同等の情報を
 
測定できるようになっていくでしょう。
 
 
 
 
その結果、
 
毎秒の健康状態を測定し
 
クラウドに蓄積することができるようになります。
 
 
 
 
前述した機械の故障と同じように、
 
秒単位で機器を装着している人の
 
健康状態が分かるようになるのです。
 
 
 
 
つまり、
 
これがヒトのデジタルツインです。
 
 
 
他にも、
 
どのような運動をすると、
 
血液中の各成分の濃度がどう変化するかを
 
知ることができるようになれば、
 
個々人の健康状態に応じた
 
適切な運動指導をAIが
 
してくれるようになるでしょう。
 
 
 
  
さらには、
 
食事の後に、どのくらいの時間が経過すると、
 
血液中成分の各数値がどのように変わっていくかを
 
確認することができるようになるはずです。
 
 
そして、その情報を元に、
 
人によって身体に合った食材や調理方法と、
 
身体に合っていない食材/調理方法を
 
見つけることができます。
 
 
 
今回のパンデミックは、
 
オンライン診療をはじめとした
 
医療へのデジタル導入のきっかけになりましたが、
 
IoTやAIの導入によってさらなる変化が
 
起きる可能性があるのです。
 
 
 
明日は、
 
「パンデミックとデジタルで医療はどう変わるか?」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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