IoTで世界は「双子」になる

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
  
 
さて、今日のお話しは、
 
「IoTで世界は「双子」になる」
 
というテーマです。
 
 
 
IoTの行く末の話です。
 
 
 
最終的には、
 
タイトルの通り世界を「双子」に
 
してしまうくらいのインパクトがあります。
 
 
 
しかし、
 
そのお話をする前に、
 
そこに至るまでの過程で、
 
どのようなことが起きるのか?を
 
解説していきます。
 
 
 
あらゆるモノがIoT機器となり、
 
みずからの状態を発信するようになると、
 
私たちの生活は大きく変わっていきます。
 
 
 
ホームセキュリティや介護の分野では、
 
家の中にカメラや
 
人感センサーを設置することにより、
 
遠隔にいる年老いた家族や、
 
留守番をさせているこども達の様子を
 
確認できるようになるでしょう。
 
 
 
 
それに関連して、
 
空き巣を予防したり、
 
ストーカー対策をすることも
 
今より容易になります。
 
 
 
 
次に、今は人の手に頼っている
 
交通量調査もIoTを活用して、
 
行うことができるようになります。
 
 
 
IoTセンサーのデータや
 
衛星の映像を入手して、
 
解析することで、
 
より精度の高い分析が行えるようになるでしょう。
 
 
 
さらに、社会インフラが故障しなくなります。
 
 
 
さまざまな機器の中に
 
IoTセンサーを設置することができれば、
 
機械の部品の状態を
 
長期間細かく知る事ができます。
 
 
 
 
世の中に出回っている
 
機械のすべての状態が
 
手に取るようにわかるようになるのです。
 
 
 
 
IoTセンサーから送られてきたデータを、
 
他の正常な機械のデータと比較することで、
 
 
故障のきっかけとなるデータの兆候を
 
つかむことができるようになれば、
 
故障が起きる前から修理・交換の準備を
 
始められるようになり、
 
故障している期間を短くすることが可能になるでしょう。
 
 
 
 
 
このようにIoTが普及すると、
 
モノを遠隔で監視・制御するニーズが生まれます。
 
 
  
 
さらに、
 
IoTセンサーが読み取って
 
クラウドに送信するデータが、
 
モノの状態を網羅的に
 
捉えることができるようになると、
 
現実世界のモノのデジタル版コピーが
 
作成できるようになるのです。
 
 
 
 
このように、
 
デジタル世界に作り出された
 
現実世界の双子=コピーを
 
デジタルツインと呼びます。
 
 
 
IoTが普及し、あらゆるモノが
 
インターネットにつながった先には、
 
現実世界を丸々コピーした
 
デジタル版の世界が出来上がるのです。
 
 
 
明日は、
 
「パンデミックとデジタルで医療はどう変わるか?」
 
というテーマでお話しします。
 
 
  
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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