Amazonにより機械学習システムがより簡単になる

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Amazonは、開発者とビジネスユーザーの双方が、機械学習モデルによりアクセスしやすくなる新しいアプローチ法を開発したと発表した。
Amazon QuickSight、Aurora、Athenaなどのツールを利用することで、基本的なSQLを記述できる人なら誰もがカスタムコードを生成することなく、アプリケーションで予測を作成できるようになるという。

Amazonが提供する機械学習モデルは、アプローチから作成までのプロセスをさらに簡単にするために、Amazon Web Services(AWS)で事前に構築されるか、社内のデータサイエンスチームによって開発するか、または、AWSのMLマーケットプレイスで購入も可能だ。
Amazonの新しい機能により、気軽に利用できる機械学習システムが、より多くの開発者に届くことが期待されている。

 

AIを使った機械学習システムは、学習機能を習得させてリリースされれば、ユーザーにとっては非常に便利で有用性のあるシステムである。
だが、その学習をさせるのが難しいのが、開発を阻むことや普及拡大につながらない一つの要因となっていた。

条件を設定して学習をさせてといったプロセスは、AWSクラウドとオープンソースエグゼクティブのMatt Asayも「AIが予測を行い、予測をより広範なアプリケーション、プロセスや分析ダッシュボードの一部にするためには、多くの面倒な手作業が必要だ。」と認めている。

Amazonのイニシアチブによって、機械学習のユーザーインターフェースに瞬間にアプローチできる機能が提供されれば、普及促進に向け、事態は大きく動き出すであろう。
専門知識と高度な技術を持つ開発者でないと導入や開発ができない、しかも、手間と労力のかかる手作業が必要という、現状抱えている摩擦を取り除くことが期待されるからだ。

Amazonによって、AIの予測力を多くの開発者やユーザーにアクセスしやすくできる機能が提供されるのは大きな飛躍である。
洗練されたサービスとしてのソフトウェア(SaaS)製品は既に市場に出回っているため、Amazonが新たに投入する容易な機械学習アプローチ法により、簡単に構築できるアプリケーションの構築と実験の急増がもたらされるであろう。

Amazonの新たなアプローチ法は、SQLの簡単な記述ができれば、容易に利用可能だという。
つまり、新卒の開発者や独学でプログラミングを学んでいる経験の浅い開発者などでも対応が可能だ。

現在、機械学習システムの有効性を活用できているのは、有能な開発人材が豊富な企業や多額の開発コストを払える大企業などに限られがちだ。
経験の浅い開発者でも利用できるようになれば、中小企業やベンチャー企業、個人事務所など、規模や資力を問わず、機械学習システムを利用できるようになるかもしれない。
AIの普及促進とAIのさらなる進化や可能性の拡大が目指せる、画期的な機能の提供となる。

参考:New Amazon capabilities put machine learning in reach of more developers.

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