あなたの産業を破壊するGoogleの手口

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。

昨日は

「今さら聞けない“GAFA”とは?」

というテーマでお話ししました。

世の中の変化の本質の1つは、
『ディスラプション』=破壊。

変化を生じさせる破壊行為を、
Google、Apple、Facebook、Amazonの4社、
これらGAFAは、行っています。

Googleが破壊した / しつつある産業の
業界名のみお話ししました。

どう破壊されたか?

気になったのではないでしょうか。
 

さて、今日は、
「あなたの産業を破壊するGoogleの手口」
というお話です。

Googleが破壊した産業の代表は、
メディア産業と広告産業。

そして、
今まさに破壊されつつある産業もあります。
 

どう破壊されたか?

まずは、
メディア産業と広告産業から見てみましょう。

最近、
あなたはニュースを何で知りますか?

テレビよりも
Twitter や Facebook でシェアされた
WEBニュースで知ることが
多いのではないでしょうか。

今、
インターネット上の広告収入を
ほぼ独り占めしているのは、
Google。 

検索すると、
関連する情報が広告として表示されるのは、
Googleのサービス。 

最近では、
YouTubeでも
TVのようなCMが表示されています。

このように、
コンテンツの主役が
従来のメディアから
CGM(※)に移り変わり、
それに伴って
広告産業が破壊されました。
※コンシューマー・ジェネレ―テッド・メディア=消費者が創作するメディア

「何人が広告を見て、
そのうち何人が反応して、
何人が購入まで至ったか?」

費用対効果が明確なインターネット広告は、
従来の金額が高い割に、
効果が良く分からない
マスメディア広告から、
企業の予算を奪い取っています。

Googleは、
広告の露出を従来のメディアから奪い、
マスメディアの広告単価までも
大幅に下げています。

今まさに
破壊されつつある産業の一つは、
『教育産業』。 

私も困った時に、
Google先生に尋ねることがありますが、
分からないことは、
すぐにGoogle先生が答えを教えてくれますね。

また、
高い授業料を払って大学に
行かなくても、
世界的に著名な教授の講演は、
YouTubeで見ることができます。

ドライブの時、
Googleマップを使っている方、
いらっしゃいますか?

Googleマップのナビゲーション機能は、
クルマに搭載されているカーナビよりも正確で、
新しい道路も
自動的に反映してくれます。


どれも、
今の生活に欠かさないサービスですね。
 
その裏で、
時代に取り残され、
破壊されてしまった産業があります。
 
これこそが、
Googleが従来の産業を破壊する手口 です。
 
 

今日は、

Googleが従来の産業を破壊する手口をテーマに、
破壊された
メディア産業と広告産業。

今まさに破壊されつつある
教育産業について
お話をしました。

気づかない間に
従来の産業が破壊される事実。

あなたが関わっている産業も、
破壊されつつあるのかもしれません!

明日は、Googleに続き、

「 Apple・Facebook・Amazon も破壊者!?」

というテーマでお送りします。

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