商品やサービスのデジタル化がもたらすもの

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
  
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「商品やサービスのデジタル化がもたらすもの」
 
というテーマです。
 
     
   
 
昨日より、
 
同じデジタル化でも、 
 
商品やサービスのデジタル化と、
 
業務プロセスのデジタル化とでは、
 
見えてくる観点が違うということ。
 
 
また、デジタル化が可能にする
 
プロセス変革の特徴について
 
デジタル化の9つのメリットから
 
お伝えしています。
 
 
 
2日目の今日は、
 
下記3つについて見ていきましょう。
 
 
 4 時間を超える
 5 質量がなくなる
 6 誰もが持てるようになる
 
 
 
4 時間の壁を超える
 
それまでは人が時間をかけてやっていたことが、
 
デジタル化することによって、
 
一瞬で完了できるようになります。
 
  
 
情報は、
 
一瞬で地球上を駆け巡ります。
 
 
 
これまで最新の情報は
 
記者が現地に行って手に入れ、
 
それを最初にマスメディアが報道していました。
 
 
 
しかし、現在はどうでしょうか?
 
  
 
世界のどこかで起こった事象が、
 
記者が知るより先に、
 
瞬時のうちにSNSで拡散されるように
 
なってしまっています。
 
 
 
 
また、スマートメーターやIoTは、
 
距離を超えることによって、
 
モノの状態を知ることで
 
時間も労力もかからなくなりました。
 
 
 
例えば、健康診断の場合、
 
従来は、年に1度の測定だったので、
 
癌などの病巣を成長する前に
 
発見することはできませんでした。
 
 
 
しかし今では
 
毎マイクロ秒ごとに健康状態を知ることができ、
 
長期にわたって経時変化を見ることが
 
できるようになっています。
 
 
 
このように測定頻度が多くなると、
 
問題の兆候をいち早く知ることを可能にし、
 
課題解決までの時間を
 
大幅に短縮することができるようになります。
 
 
 
5 質量がなくなる
 
カメラも写真もデジタル化したことにより、
 
スマートフォンの中におさまりました。
 
 
 
デジタル化されると、
 
モノの質量がなくなり、形も重さもなくなります。
  
 
 
リモートデスクトップによって
 
パソコンのCPU、メモリ、OS、ハードディスクの中身を
 
丸ごとクラウドに移動することによって、

今では昔のように
 
大量の書類を入れた重たい鞄を
 
持ち歩く必要はなくなりました。
 
 
 
6 誰もが持てるようになる
 
これまでは、
 
世界中の高名な教授や、
 
企業のCEOの講演を聞こうと思ったら、
 
飛行機に乗って
 
移動して、高額な講演費用を払って、

聴講していました。
 
 
時間とお金に余裕のあるヒトや企業でなければ、
 
そうそう手に入りませんでした。 
 
 
 
また、
 
さまざまな情報を調べたいと思った時も、
 
図書館に行き、
 
政府観光庁が出した情報や、
 
世界中の学術論文誌を出庫してもらい、
 
片っ端から閲覧し、
 
返却するということをするために、
 
数週間費やす必要がありました。
 
 
 
いまでは、自宅や会社のみならず、
 
スマホを使って移動中に、
  
世界中の資料を
 
無料もしくは多少の金額を支払って、
 
得ることができます。
  
 
 
また、出張に行かなくても、
 
YouTubeで講演を聞くことが
 
できるようになっていますし、
 
アフリカのスラムの住人であっても、
 
スマートフォンがあれば、
 
ハーバード大学や
 
MIT(マサチューセッツ工科大学)の
 
著名な教授の講義を
 
聞くこともできるようになりました。
 
 
 
 
明日は、
 
「デジタル化が可能にするプロセス変革」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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