デジタル化9つのメリット

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
  
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「デジタル化9つのメリット」
 
というテーマです。
 
    
   
再確認となりますが、
 
デジタル化によるメリットは、
 
何だったでしょうか?
 
 
 
デジタル化することのメリットは、
 
下記9つがあげられます。
  
 
 1 オペレーション自動化
 2 複製し放題
 3 距離を超える
 4 時間を超える
 5 質量がなくなる
 6 誰もが持てるようになる
 7 無料に近づく
 8 大量なデータを高速処理
 9 すべての経験を集約できる(高速学習)
 
 
 
ただし、商品やサービスのデジタル化と、
 
業務プロセスのデジタル化では、
 
それぞれ異なる観点が見えてきます。
 
 
9つのデジタル化のメリットから
 
デジタル化が可能にする
 
プロセス変革の特徴について
 
考えていきます。
 
 
 
今日は、
 
1~3について見ていきましょう。
 
 
 1 オペレーション自動化
 2 複製し放題
 3 距離を超える
 
 
 
1 オペレーション自動化
  
企業活動をデジタル化することにより、
 
どうしても人間が介在しなくてはいけないことを除き、
 
すべてが自動化されるようになります。
 
 
 
人が介在しないということは、
 
間違い(ヒューマンエラー)が減ります。
 
 
 
そして、
 
何もかもが高速に処理できるようになり、
 
24時間365日休むことなく
 
企業活動が行われるようになります。
 
 
 
オペレーション自動化は、
 
コンピュータが世の中に現れてから、
 
部分的には行われてきたので、
 
今更!?と思う人もいるのではないでしょうか。
 
 
 
しかし、コンピュータが
 
商用利用されたばかりのときは、
 
給与計算業務の自動化だけでした。
 
 
 
それが会計業務全般に広がり、
 
いまでは製造、物流、販売業務まで
 
広がっていきました。
 
 
 
そして、これからも、
 
ますます対象領域は広がっていき、
 
やがてすべての業務が
 
自動化されるようになるでしょう。
 
  
 
 
2 複製し放題
  
デジタル化されたモノは、
 
それが写真や動画、オンラインブック、
 
あるいはソフトウェアやアプリであっても、
 
簡単にいくらでも複製できるようになります。
 
 
 
そして、いくら複製しても、
 
劣化しません。
 
 
 
これが商品やサービスとしてではなく、
 
業務プロセスにどう影響するかというと、
 
これまで大きな仕事は、
 
たくさんの人を雇い
  
並列で業務を遂行してきたのと同じで、
 
デジタル化され、
 
自動化されたオペレーションを
 
並列で実行することで、
 
より大量の仕事を

対応できるようになります。
 
 
 
  
3 距離を超える
 
デジタル化されたモノであれば、
 
それが何であっても、
 
瞬時に地球の裏側まで
 
移動させることができます。
 
 
 
ビットコインのマイニングという処理が、
 
中国やアイスランドの地下など、
 
気温が低くて電気代の安い地域で
 
行われているように、
 
自動化されたプロセスは、
 
世界のどこでも行えます。
 
  
 
一方で、このデジタル化によって、
 
距離を超えて業務を行うという特徴は、
 
すでにアウトソーシングという形で、
 
目にしている方も多いと思います。
 
 
 
例えば、アメリカでは、
 
カスタマーセンターのような
 
コールセンター業務は
 
フィリピンで行われています。
 
 
 
これは、
 
フィリピンが英語を話す人口が

多いという点もありますが、
 
音声がデジタル化されて瞬時のうちに
 
太平洋を越えた島国に
 
転送することができるようになったから
 
実現できていることです。
 
 
 
また、
 
これまでモノの状態を確認するために
 
人は移動する必要がありましたが、
 
スマートメーターやIoTによって、
 
現地に行くことなく
 
情報を得ることができるようになりました。
 
 
 
オンライン会議ツール
 
ZoomやSkype、Teamsなどを使えば、
 
参加者の映像や音声、資料をデジタル化することで、
 
テレワークが実現できるようになったのも、
 
デジタル化によって距離を超えた例です。 
 
 
 
 
明日は、
 
「商品やサービスのデジタル化がもたらすもの」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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