注意!ブロックチェーンで滅ぶ業界

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
昨日は
 
「猿でもわかるブロックチェーン」
 
というテーマでお話ししました。
 
 
ブロックチェーンは、
仮想通貨を指す言葉ではなく
 
「書き換えが実質不可能なデータ」を
作る技術を指すというでしたね。
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「注意!ブロックチェーンで滅ぶ業界」
 
というお話です。
 
 
 
もしかすると、
これまでの話を聞いて、
 
「ブロックチェーンは、うちには関係ない」
 
と思った人もいるかもしれません。
 
 
 
しかし、本当にそうでしょうか?
 
 
 
ブロックチェーンは、
こんな業界に影響を与えると
言われています。
 
 
【エスクロー】
エスクロー業務は、
 
売り手と買い手の間で、
モノとおカネの交換を手渡しでなく
 
安全に行う際に、間に入る業務です。 
 
 
例えば、
ヤフーオークションでは、
 
ヤフーオークション自体が
エスクローサービスを提供しています。
 
 
ですから、
取引相手のことをよく知らなくても、
 
ユーザーは安心してヤフオクを
使えるわけです。
 
 
 
これまでは、代金を持ち逃げされる

リスクを避けるためエスクロー業務は、
国が認可した信託銀行や司法書士・行政書士または、
 
プラットフォームを運営する会社が
手数料を受け取りながら行っていました。
 
 
 
ところが、
これをブロックチェーンに置き換えると、
 
契約を一方的に書き換えることができない上に、
買い手が代金を預けた直後に売り手が商品を送付し、
 
運送会社が買い手に届けた時点で、
 
代金を売り手に振り込むという契約を
自動的に遂行してくれます。 
 
 
ブロックチェーンは人件費がかかりませんから、
人件費を必要とする既存のサービスは
淘汰される可能性が高いでしょう。
 
 
【貿易会社】
貿易会社の仕事は、
エスクローとよく似ています。
 
 
売り手と買い手の間にいる
多くのプレイヤーに関わり、

膨大な事務処理をこなすのが
貿易会社の役割です。
 
 
しかし、ブロックチェーンがあれば、
膨大な事務処理を大幅に圧縮できます。
 
 
 
【保険会社】
保険には、
募集・契約業務と、
 
保険金の請求をきっかけとした
審査・支払業務があります。 
 
 
 
しかし、この一連の業務も
ブロックチェーンの機能で大幅に圧縮できます。
 
 
例えば、
 
事故の責任がどちらにあるかを、
警察の調書をもとにAIが判定し、
 
自動的に保険金が支払われる仕組みにしておけば、
 
保険金の請求からの審査・支払業務が
自動化されるでしょう。
 
 
 
現在、
こうした業務は人間が行なっていますが、
 
ブロックチェーンを利用することで
必要な人員は激減します。
 
 
 
【登記所】
いちど登録された情報を書き換える際に、
その証跡が自動的に残るという
ブロックチェーンの性質を利用すると、
 
出生情報・戸籍や不動産登記情報などの管理を
 
ブロックチェーンに埋め込むと、
情報管理が効率化されます。
 
 
日本で言えば、市役所の戸籍の管理業務や、
 
法務局での登記情報の管理業務がかなり省力化されます。 
 
 
 
実際、
電子立国と言われる北欧のエストニアでは、
 
戸籍や法人登記情報はすべてブロックチェーンで
管理されているため、
 
役所に行かなくてもインターネット上で
さまざまな手続きが完了します。
 
 
 
いかがでしょうか?
 
 
今回挙げた事例は、
エスクロー、貿易会社、保険会社、
 
そして登記所でしたが、
 
他にも多くの業界がブロックチェーンの影響を
受けるでしょう。
 
 
ブロックチェーンが、
今後、どのように社会に浸透していくのか?
 
目が離せませんね。
 
 
 
明日は、
 
「ブロックチェーンの弱点」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
お楽しみに!

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