2020年に人類が目にするエキサイティングな7つの宇宙ミッション

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2020年、人類が目の当たりにできる可能性が高い宇宙ミッションは多い。
1年のうちに無数のロケットが打ち上げられ、10年先まで宇宙探査スケジュールは詰まっている。
火星には4つもの異なるミッションを持つロボット宇宙船が送り込まれ、民間会社は人を宇宙軌道へと送り込む。

そしてNASAの宇宙飛行士が再び月へ降り立つ姿を、我々がこの目にする日もまた近づいている。
あらゆるミッションが、新たな年とともにそれぞれのスタートを切った。

 

予定表に書き込まれた数々のミッションのうち、2020年特に注目すべきエキサイティングなミッションは7つだ。


まず1つめは、火星探査ミッションだ。
2020年7月、4つもの異なる宇宙船が赤い惑星、火星へと発射される。
中でも最も大きいのはNASAのMars 2020 roverだ。
NASAは今回の探査で、地球外生命の可能性を探る新しい機器を導入することにしている。

 

2つめは、アメリカがビジネスとして宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに打ち上げるという計画だ。
ボーイングのスターライナーとSpaceXのクルー・ドラゴンによる商業乗員輸送ミッションでは、アメリカ産の宇宙船にアメリカ人が乗り、アメリカの宇宙新時代を印象付ける。

3つめはアルテミス1号が11月に月へ打ち上げられる計画だったのだが、これはどうやら次年以降にズレ込む見通しのようだ。
NASAがアポロ11号で人類を月へ送り込んでから50年、今度はアルテミス1号が月やその周辺に宇宙飛行士を常駐させる計画だが、どうやら財源確保が難しいらしい。

4つめは中国の宇宙船が月のサンプルを持ち帰る計画だが、月西側に宇宙船を着陸させ、月岩石と塵の収集を行いサンプルを持ち帰るとしている。
成功すれば1976年のソ連のLuna24以来、初のサンプルリターンとなる。

 

5つめは、SpaceXが2020年中に衛星インターネットサービス「スターリンク」開始のため、衛星群を打ち上げるという計画だ。
同社は2019年末にすでに60機と実験目的の60機、合計120機を打ち上げ済みで、さらに60機の衛星を追加することになる。
180機もの衛星を運用する民間の衛星事業者は異例だが、一部の打ち上げ済み衛星は稼働していない。
しかも同社はスターリンクのためさらに多くの衛星を打ち上げるという計画を立てており、すでに3万機の衛星打ち上げ許可を申請している。
科学者からの批判にさらされないわけはないが、同社のアクティブな打ち上げが止む気配はない。

 

6つめは、宇宙ベンチャー企業の米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が次世代宇宙船「スターシップ」をテストフライトするという計画だ。
CEOのイーロン・マスク氏は有人飛行に関しても楽観視しているようだが、彼の現実的ではないタイムラインがどこまで実現されるかは不透明である。

そして最後の7つめは、米ブルー・オリジンが打ち出している「ニュー・シェパード」ロケットによる宇宙旅行計画だ。
すでに同機は12回の打ち上げに成功しており、2019年12月には高度約100kmに到達している。
CEOのボブ・スミス氏は2020年に人を乗せての打ち上げを予定しているが、果たして歴史的快挙となるか、注目が集まっている。

参考:The seven most exciting space missions of 2020.

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