DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
さて、今日のお話は、
「再確認!デジタル化の戦略的な意味」
というテーマです。
そもそもですが、
デジタル化によるメリット、
デジタル化することによって
何がどう変わるのでしょうか?
もちろん、
誰が考えても当たり前のことばかりなのですが、
あらためて整理して眺めることで、
デジタル化がビジネスに
どんな変化をもたらすのか?
についてのイメージを掴む助けになるかもしれません。
デジタル化のメリットは、
少なくとも下記の9つはあります。
1 オペレーション自動化
2 複製し放題
3 距離を超える
4 時間を超える
5 質量がなくなる
6 誰もが持てるようになる
7 無料に近づく
8 大量なデータを高速処理
9 すべての経験を集約できる(高速学習)
それぞれについて、
戦略的にどのような意味を持つのか?
一緒に考えていきましょう。
1 オペレーション自動化
企業活動をデジタル化することにより、
どうしても人間が介在しなくてはいけないことを除き、
すべてが自動化されている状態を想像してみましょう。
人が介在しないということは、間違いが減ります。
そして、何もかもが高速に処理できるようになり、
24時間365日休むことなく
企業活動が行われるようになります。
顧客に提供してきたサービスは、
サービス自体が自動化されることによって、
次のように変容させることができます。
・24時間365日提供できる
・顧客を待たせない
これまで顧客は、
限られた営業時間の中で来店し、
商品・サービスを購入・利用してきました。
また、顧客は、
自分の番が来るまで
列を作って待たなくてはなりませんでした。
サービスを提供する側のオペレーションが
自動化されることで、
店舗でのレジ待ちや、
コールセンターのオペレーターにつながるまでに
何時間も待たされるようなことは無くなります。
・マスカスタマイゼーション
・ひとり一人に寄り添ったサービス
これまで企業は、
自社が設定したターゲットユーザーの
想定ニーズやウォンツを満たすために
商品/サービスを開発し、
市場で販売・提供してきました。
顧客は、市場に出ている商品/サービスの中から、
自分にとって最適なものを選んで使ってきました。
しかし、
オペレーションを適切に自動化することにより、
ひとり一人のニーズに合わせて
商品・サービスを提供できることが可能になってきます。
明日は、
「生活の中に「どこでもドア」が現われる日」
というテーマでお話しします。
お楽しみに!
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。
再確認!デジタル化の戦略的な意味
