デザイン思考式:正しいプロトタイプの作り方

Blog

DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「デザイン思考式:正しいプロトタイプの作り方」
 
というテーマです。
 
 
 
 
今回は以下のデザイン思考のステップのうち
 
4と5を中心についてお伝えします。
 
1 Empathize(共感・理解)
2 Define(定義・明確化)
3 Ideate(アイデア開発・創造)
4 Prototype
5 Test
 
 
 
デザイン思考について、
 
アイデアを生み出す段階まで
 
お話ししてきましたが、
 
本番はこれからです。
 
 
 
どんなに素晴らしいアイデアも
 
形にしなければ、ビジネスにはなりません。
 
 
 
早速、4つ目のプロセス、
 
「Prototype」について
 
お伝えしていきましょう。
 
 
 
【4 Prototype 】
 
一般的に、プロトタイピングは、
 
すでに主に開発されている
 
製品またはサービスを微調整する
 
プロセスと位置付けることがよくあります。
 
 
 
しかし、
 
はじめのうちのプロトタイピングは
 
まだまだ未完成の状態で実行されます。
 
 
 
製品というよりはモック(模型)
 
といった方が相応しいかもしれません。
 
 
 
この段階は開発中に行う、
 
ユーザーと作り手にとって、
 
何度も繰り返される反復的な体験になります。
 
 
 
したがって、
 
ゼロからの設計しなおしや作り直しも含めて、
 
根本的な変更が何度も発生する可能性が
 
あることを念頭においてください。
 
 
 
【5 Test】
 
プロトタイプが出来たらテストをします。
 
プロトタイプとテストは対のようになって、
 
納得のいく結論に達するまでは、
 
何度でも繰り返されるプロセスです。
 
 
 
何度も繰り返した後に、
 
当初の仮説やアイデアが
 
顧客に受け入れられるもので
 
あることを証明していきます。
 
 
 
今お話しした、4と5のプロセスと
 
並行して以前お話しした、
 
PoCやMVPの開発を行うことで、
 
デザイン思考によって生み出されたアイデアが
 
具体的な商品として市場に出てて行く
 
ことができるのです。
 
 
 
 
 明日は、
 
「新規事業のためのクラウドファウンディング活用法」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

タイトルとURLをコピーしました