アフターコロナのものづくり戦略

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「アフターコロナのものづくり戦略」
 
というテーマです。
 
 
 
 
新型コロナの感染拡大は
 
企業の体制や評価制度以外にも、
  
ものづくりにも大きな影響を与えます。
 
 
 
ものづくりに起こる変化は、
  
いくつもありますが代表的なものを
 
あげてみましょう。
 
   
  
・サプライチェーンの変化
 モノを生産している企業は、生産を続けられるように、
 サプライチェーンを見直すことになるでしょう。
 部品調達と生産拠点を複数の国や地域に
 分散するようにする企業が出てきます。
 
 
・販売チャネルの変化
 モノが売れ続けるように、
 オンラインでの販売チャネルを持つようになるでしょう。
 
 
・デジタルの重要性がますます高まる。 
 ヒトの移動が困難になることから、
 ヒトが物理的に動かずに、
 デジタルでサービスを提供できる事業の重要性が高まります。
 
 つまり、
 デジタルで価値を提供できる事業に
 ビジネスモデルを変換すること(つまりDX)が、
 ますます重要になるでしょう。
 
 
・サブスクリプション型ビジネスが増える
 ものづくりの企業であっても、
 お金の流れを途切らさせないために
 サブスクリプション型のビジネスモデルに
 転換する企業が増えるでしょう。
 
 
・法人のサブスクリプション契約が減少する。
 逆に企業としては、お金が途切れるリスクを恐れます。
 結果として、法人同士のサブスクリプション契約は
 減少することになるでしょう。
 
 例えば、都心にあるオフィスの賃貸面積が
 減る可能性があります。
 
 
・ロックダウンに備えて生産サイクルが変わる
 ロックダウン中は商品が売れないので、生産を止め、
 解除後に販売するための在庫をあらかじめ持つ
 企業が増えることになるでしょう。
 
 
 
いかがでしょうか、一部はすでに
 
起こっている現象です。
 
 
おそらく、今後も、
 
起こっている現象はますます進み、
 
まだ起きていない現象は
 
徐々に顕在化すると考えられます。
 
 
 
 
明日は、
 
「新型コロナで教育産業が伸びるこれだけの理由」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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