新規事業のためのクラウドファウンディング活用法

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「新規事業のためのクラウドファウンディング活用法」
 
というテーマです。
 
 
 
 
クラウドファンディングというと、
 
個人が慈善事業的なことをやるときに、
 
お金を寄付してもらうサイトのような
 
イメージががあるかもしれません。
 
 
 
そうでなくても
 
資金調達の手段として
 
考えることが多いと思います。
  
 
 
 
しかし、クラウドファンディングは、
 
実は新規事業開発や商品開発に
 
非常にマッチします。
 
 
 
実際、米国でも、日本でも、
 
クラウドファンディングの
 
ポータルサイトが急速に発展したのは、
 
経済的な危機で資金を獲得するのが
 
困難なタイミングでした。
 
 
 
米国では、
 
サブプライムローン破綻に続く、
 
リーマンショックなど、
 
金融市場と不動産市場が
 
同時に崩壊したことにより、
 
スタートアップにとっての資金調達手段が
 
限られてしまいました。
 
 
 
そのため、
 
Kickstarterや、IndieGoGoなどの
 
クラウドファンディングが
 
急速に注目を浴びたのです。
 
 
 
 
日本でも、
 
東日本大震災によって犠牲になった
 
老舗企業や地域自体を
 
支援しようと寄付を募る手段として、
 
CAMPFIRE (キャンプファイヤー)や
 
READYFORが生まれ、
 
若い世代の間で急速に普及しました。
 
 
 
 
クラウドファンディングは
 
資金調達手段というよりは、
 
予約販売手段というように
 
認識した方が良いと思います。
 
 
 
例えば、
 
「こんなモノがあったら欲しい人いるかな?
ある程度欲しい人がいれば、
つくろうと思うんだけど。
 
1個当たり○○円で欲しい人がいたら、
ボタンをクリックしてね~!」
 
 
 
と市場に対して呼びかけ、
 
その呼びかけに反応した人が、
 
「俺欲しい!」「私も!」
 
そんなノリで、賛同者と
 
同時に開発資金(の全部または一部)を
 
集めるのがクラウドファンディングです。
 
 
 
これを、
 
スタートアップの開発プロセスに
 
組み入れたらどうなるでしょうか?
 
 
 
少なくとも今までとは
 
全く違った形で資金を集めることが
 
できるはずです。
 
 
 
ほとんどの企業は
 
そのようなコミュニケーションは
 
できていないという前提で

考えてみましょう。
 
 
  
 
 明日は、
 
「クラウドファウンディングで新規事業を開発する手順」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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