DXTコンサルティングの
兼安 暁（かねやす・さとる）です。
さて、今日のお話しは、
「モノが語りだす？魔法の未来」
というテーマです。
「モノが語りだす」というと、
ほとんど魔法のようなものを
想像するかもしれません。
ディズニー映画の『美女と野獣』を
思い浮かべる人もいるでしょう。
その魔法のような未来を
生み出すのがIoTという技術です。
IoTとは、Internet of Thingsの略。
つまりモノのインターネットです。
モノがどうやって
インターネットを使うのか
ピンとこない人も多いかもしれません。
簡単にいうと
モノがインターネットに繋がることで、
モノを無線で動かしたり、
モノの状態を知ったりすることが
できるようになります。
具体的な事例をお話ししましょう。
例えば、
家庭に付けられた電力メーターや
ガスメータを思い出してください。
これらのメーターは、
電気やガスの使用量を示してくれています。
これまでは
電力会社やガス会社の職員が月に一回、
各家庭に訪問し、メーターを読み取って、
本社に持ち帰っていました。
そのメーターの値と前回の値とを比較して、
電気代やガス代の請求書を発行する仕組みです。
ところが、
数年前からこれらのメーターが
順々にスマートメーターに
置き換えられ始めています。
このスマートメーターは、
メーターの値を勝手に
本社に報告してくれるIoTです。
もはや職員が各家庭に訪問する必要はなくなります。
スマートメーター自体に
コストがかかりますが、
検針のための人件費は大幅に減るはずです。
このメーターのように、
IoT技術を活用することで、
人間がいちいち機械をチェックしなくても、
機械の方から「語りかけて」くれる
環境が整いつつあります。
正に、魔法のような未来が
テクノロジーによって実現しつつあるわけです。
明日は、
「５Gとインターネットの無料化」
というテーマでお話しします。
お楽しみに！
DXTコンサルティング
兼安暁（かねやす・さとる）でした。
モノが語りだす？魔法の未来
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