企業が変化に対応する5つのステップ(前編)

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
昨日は
 
「発表!ビジネスのルールが変わりました(後編)」
 
というテーマでお話ししました。
 
 
お話ししたのは
 
4つのルール変更のうちの
 
最後の2つです。
 
 
3. 日本を市場としていたら生き残れない
4. 雇用の終焉
 
 
少子高齢化により
 
日本の市場はどんどん縮小していきます。
 
 
一方で、
 
ビジネスに求められる成長スピードは
 
どんどん早くなっています。
 
 
 
今までであれば、
 
「そこそこ大きい」日本市場で
 
シェアを取ることを考えて
 
ビジネスをしていれば成功できましたが
 
今後は最初から世界を目指す必要があります。
 
 
 
また、
 
これまでお話ししてきたように
 
世界は急激な変化に晒され、
 
テクノロジーの進化は止まることを知りません。
 
 
 
その結果、
 
ビジネスに必要とされるスキルは
 
どんどん移り変わっていくでしょう。
 
 
 
その結果、
 
従来の終身雇用制度は
 
決定的に崩壊していきます。
 
 
 
私たちは好むと好まざるとにかかわらず、
 
変化に対応せざるを得ません。
  
  
 
さて、今日のお話は、
 
「企業が変化に対応する5つのステップ(前編)」
 
というお話です。
 
 
 
このような急激な変化に晒される世界で、
 
企業がどのように対応していけばいいのか?
 
について5つのステップに分けて
 
お話ししていきたいと思います。
 
 
 
1 世の中の変化の先を知る。 
 
世の中の動きを読み、
 
時代の流れに追いつくのではなく、
 
時代を先回りするくらいでないと、
 
これからの時代の波には乗れないでしょう。
 
 
 
お話ししてきたように、
 
テクノロジーを駆使したビジネスは、
 
多くの人の目に触れるようになった時点で
 
他の追随を許さない状態になっている
 
ケースが多いです。
 
 
 
ですから、
 
変化してから対応していては
 
手をくれです。
 
 
 
波を掴むために、まず常日頃から、
 
最新のテクノロジーの情報を
 
取る努力を続ける必要があります。
 
 
 
2 自社の未来を脅かす可能性を洗い出す 
 
最新のテクノロジーの情報を取る努力をする中で、
 
そのテクノロジーが
 
将来自分の未来を脅かす可能性があるか?
 
あるいは他人を出し抜くきっかけを作れないか?
 
を考える習慣を付けましょう。
 
 
 
今は、一見、競合には見えなくても、
 
新たなテクノロジーが
 
代替品としてあなたの業界自体を
 
消滅させてしまう可能性もあります。
 
 
 
例えば、
 
デジタルカメラの技術は、
 
写真をテレビに映し出す技術として
 
発明されましたが、
 
後にフィルムを使ったカメラの市場を
 
丸ごと消滅させてしまいました。
 
 
 
テクノロジーがもたらすリスクを
 
事前に察知し対応するためには、
 
あなたの商品やサービスの
 
サプライチェーン全体を
 
見る必要があります。
 
 
 
最終顧客は、何を解決するために、
 
あなたの商品やサービスを
 
利用しているのでしょうか?
 
 
 
 
今日は5つのステップのうち
 
2つをお話ししました。
 
 
 
変化の先を読むこと、
 
そして、
 
自社の未来を脅かす可能性を洗い出すこと、
 
いずれもとても大切なので、
 
ぜひ、行ってください。
 
 
 
明日は、
 
「企業が変化に対応する5つのステップ(後編)」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
お楽しみに!

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