今さら聞けないクラウドって何?

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
昨日は
 
「誕生!40億人市場!」
 
というテーマでお話ししました。
 
 
40億人市場とは
つまり
  
全世界のモバイルユーザーのことでしたね。
 
 
 
現在は、
 
モバイルといえばスマートフォンが主流です。
 
 
今後、
 
スマート・ウォッチやスマート・アイウェア等を
 
はじめとしたウェアラブル・デバイス
(衣服や身体に身に付ける小型コンピュータ端末)が
 
普及してくるでしょう。
 
 
そうなれば、
 
ますます多くのサービスが生まれてくるに違いありません。
 
 
 
私たちは、
 
自分の商品、サービスだけでなく、
 
顧客が日常的に持ち歩き多用している
 
スマートフォンやモバイル機器の動向についても
 
目を光らせておく必要があります。
 
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「今さら聞けないクラウドって何?」
 
というお話です。
 
 
 
まず、クラウドサービスとは、
 
クラウド・コンピューティング上で
 
提供されるサービスのことです。
 
 
クラウド・コンピューティングの特徴は、
 
コンピュータ・システムを
 
自分で巨大なコンピュータを持たなくても
 
ユーザーが必要に応じて利用できることです。 
 
 
ユーザーが意識しなくても
 
サービス提供者がリソースを
 
必要に応じて増減してくれます。 
 
 
 
つまり、クラウドサービスとは
 
一般的にインターネットを介して
 
多くの利用者にサービスを
 
提供するデータセンターを表すときに使われます。
 
 
 
実は、意識しなくても
 
私たちが使っているサービスの多くは
 
クラウドサービスを活用したものです。
 
 
では、クラウドはどこにあるの?
 
と思った方もいるかもしれません。
 
 
 
大規模なクラウドは
 
物理的には世界中に分散していますが、
 
利用する際には物理的な場所が気になりません。 
 
 
さらには、
 
複数の企業によってリソースが
 
共有されていることが多いのもクラウドの特徴です。
 
 
 
結果として、
 
このクラウド・コンピューティング上で
 
提供されるクラウドサービスは、
 
インターネットに接続している限り、
 
地球上のどこにいても
 
利用できるという特徴を持ちます。
 
 
例えば、
 
クラウドサービスを利用することで、
 
仮に大地震によって
 
コンピュータのハードウェア施設が
 
破損した場合でも、
 
地球の裏側にも同様の施設を借りていれば、
 
瞬時に切り替えてサービスを
 
継続できるというメリットもあります。 
 
 
 
 
クラウドサービスは大きく分けると
 
3つのサービスに分類できます。
 
 
 
【IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)】
 
「イァース」と読みます。
 
サーバーを置く場所、サーバーのハードウェアとOS、
 
ネットワークを提供するサービス。
 
 
 
【PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)】
 
「パース」と読みます。
 
IaaSにOSの上で動作するミドルウェア
 
(データベースエンジンやトランザクション管理ソフト、
 
ファイル転送ソフト等)を加えたサービス。
 
 
 
【SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)】
 
「サース」と読みます。
 
PaaSに、その上で動作する
 
アプリケーション・ソフトウェア
 
(個人や企業が目的を達成するために
 
利用するソフトウェアは、通常これに該当します)
 
を加えたサービス。
 
 
 
こうしたクラウドサービスを
 
活用するとグローバルで利用できる
 
ITサービスを素早く構築・提供できるわけです。
 
 
 
特にIaaSやPaaSについては、
 
Amazon、マイクロソフト、Googleの
 
3社が世界市場をほぼ独占しています。
 
 
 
Amazon、Googleの各サービス、
 
Facebook、Uber、Grab、Airbnb、
 
エクスペディア、Booking.com、Netflix等、
 
普段我々が利用している海外発のアプリやサービスは、
 
クラウドサービスとして、
 
世界中の人々にサービス提供されています。
 
 
  
 
明日は、
 
「よく分かる!P2Pビジネス」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
お楽しみに!

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