安全検査官ロボットの活躍に期待

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ピッツバーグに本拠を置くGecko Roboticsは追加の資金調達により、4,000万米ドルを調達したと発表した。
今回の資金調達により、これまでの60台のロボットに追加して40台のロボットを追加するという。
これによって会社の安全体制を強化し、インフラ監視サービスの需要に応えるというのだ。

Gecko Roboticsが追加調達した4,000万ドルは、ロボットによる安全検査官を構築することに役立てられる。
Gecko Roboticsの壁登りロボットはタンクやボイラーなどの産業機械で非破壊検査を実行することができる。
壁の厚さや亀裂、孔食などの指標を評価できる優れもので、これまで人が担ってきた役割をスピーディーかつ高性能に検査が可能だ。
Gecko Roboticsのロボットは検査機能に加えてダウンタイムに生じやすい爆発や排出ガス漏れなど、深刻な危険をもたらすおそれがあるトラブルの原因を予測的に検出することもできるという。

 

Gecko Robotics

今日のロボット工学に関する議論においては、人的労働の置き換えが中心になっている。
介護ロボットなど重労働の仕事による負荷の軽減や日本のように少子化で労働者不足に陥っている状況での人に代わる活用がテーマにされるのが主流だ。

一方、ロボット業界で浮上しているテーマには、安全性とコンプライアンスのユースケースに応じられる予防的で自動化されたアプローチである。
こうしたアプローチのもとでは、Gecko Roboticsのようなロボット工学およびソフトウェアサービスの活用や応用が目指されることになるだろう。

人力や手動で収集するのが非常に困難である場合や危険な状態にある環境で、新しいデータを付与することにより、人間の専門家の能力を強化することにもつながる。
人間の実践者、ロボット工学、AIの共同研究者はこれまで不可能だった産業用監視タスクに取り組み始めている。
これにより、インフラストラクチャや機械の損傷を未然に防ぐことができ、より安全性の強化が期待できるのではなかろうか。

Gecko Roboticsが製造するロボットは工場や発電所施設など危険を伴う製造現場や施設における環境の安全を確保するうえでも、非常に重要な役割を担っている。
ロボットは人間に先行して潜在的危険の確認を取ってくれ、工場や施設における爆発事故などから現場に従事する作業員や地域の安全を守ることに役立てられているのだ。

ロボットには独自の磁気装置が組み込まれており、プラント内のタンクやボイラー、パイプラインなどの工業機器に登ることができるのだ。
そのうえでロボットに内臓された超音波やレーザーなどさまざまなセンサーを駆使し、各種の工業機器構造の完全性を検査することができる。

こうしたロボットテクノロジーは現存する人間よりも速くて正確だと、開発者たちは述べている。
なぜなら、最も困難な問題のいくつかを解決するために機械学習を用いているからだという。
今後もますますの発展を期待したい。

参考:Building robotic safety inspectors nabs Gecko Robotics $40 million.

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