世界中の24時間働く起業家との戦い方

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
  
 
 
 
さて、今日のお話は、
 
「世界中の24時間働く起業家との戦い方」
 
というテーマです。
   
   
  
  
スタートアップの場合は、
 
当初は皆、
 
経営者であることが多く
 
労働者とは言えないかもしれません。
 
 
 
また、自分たちで決めた
 
将来の保有株式シェア(ストックオプション)を
 
持つ資本家でもあります。
  
 
 
厳密に労働者とは言えないので、
 
働き続けても、
 
過重労働や残業代未払い等の不当労働行為には
 
あたらない可能性があります。
 
 
 
また、彼らは
 
やらされている「仕事」ではなく、
 
楽しくてやっている「遊び」の面も大きいので、
 
過重労働のストレスとは質が異なりそうです。
 
 
 
一方で、社内ベンチャーの場合には、
 
法定の時間を超えた労働をした
 
従業員には
 
労働基準法で定められた
 
残業手当を出さないわけにはいきません。
 
 
 
大きな企業であれば、
 
ますます世間的にも
 
「働き方改革」に逆行するようなことは
 
許されないでしょう。
 
 
 
 
しかしながら、
 
ここまでの話は、日本国内の話でしたが、
 
次のような側面も考えなくてはいけません。
 
 
 
現在の世の中は、
 
市場はグローバルで繋がっています。
 
 
 
特にスマホ経由でクラウドサービスを提供する場合には、
 
国境はありません。
 
 
 
金融サービスは、
 
規制と法的罰則でそれを縛ろうとしていますが、
 
中国のようにグレートファイヤーウォールを築いて
 
国外との通信をブロックしない限りは、
 
技術的に防ぐことはできません。
 
 
 
そして、現在世界中で35億人が
 
インターネットに接続していますが、
 
2025年には
 
40億人が新たに接続しはじめます。
 
 
 
もちろん、
 
ある程度の教育レベルや
 
電源の問題はあるものの、
 
スマホがあれば
 
何らかのクラウドサービスが始められる
 
世の中になっています。
 
 
 
中国のみならず、
 
東南アジアや南アジア、
 
アフリカの人達の多くは、
 
生き残るために、
 
貧しさから這い出るために、
 
家族を守るために、
 
死に物狂いで働く誰かと
 
競争することになります。
 

 
彼らは、死に物狂いで考えます。
 
 
 
その彼らが始める事業と、
 
我々が開発する事業は競合します。 
 
 
 
もし競合しないとすれば、
 
それは日本というローカルな市場でしかスケールしない、
 
とても小さなビジネスということです。
 
 
 
つまりディスラプターとして
 
既存の世界観を打ち破り、
 
新しい常識やルールを築いていくビジネス

でない限り、
 
本来DXで考えるべきビジネスではない

ということを意味します。
 
 
 
 
明日は、
 
「新規事業開発は短距離勝負!」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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