DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
さて、今日のお話しは、
「Covid-19とDX」
というテーマです。
Covid-19のパンデミックにより、
全世界がロックダウンし、
経済が止まりました。
モノの流れも、お金の流れも、
一部を除いて、
ほとんどが止まったのです。
収入が入ってこないのに、支払が続く。
お金はあるが、使うところがない。
そんな状況が今も続いています。
コロナは社会に大きな影響を
与えましたが、
コロナ後の世界はどうなるのでしょうか?
まず、感染の広まりのピークが過ぎ、
やがて新たな感染者がいなくなり、
ロックダウンが解けても、
人々の生活はなかなか元に戻れません。
お金の流れが止まったところでは、
流れが戻っても元の世界には戻れない
でしょう。
第二波、第三波を経験し、
今後はインフルエンザとの
同時パンデミックが起こると
警告する研究者もいます。
人々はそれぞれ今後に備えて
行動するでしょう。
その結果、
社会は次のように
変わるかもしれません。
- 皆、モノを節約し、預金を増やすようになる。
- 通勤が減る。
- 都心の高い家賃の賃貸住宅を避け、
郊外や田舎の安い家賃の住宅に住むようになる。 - 一方で、山手線の外にある住宅地で、
ワンルームマンションの購入が増える。 - 出血をいつでも止められるように、
サブスクリプション契約をはじめ、
年間契約や長期契約を避けようとする。 - ロックダウン時の生活を充実させ、
少しでもストレスを軽減させるための
商品やサービスにはお金を使う。 - テレワークが可能な仕事が人気になる。
- 従来の学校に通わない人が出てくる。
- ユーチューバーをはじめとして、
家にいても収入が入ってくる副業や投資が流行る。
こうした変化の全てが起こるかは
わかりません。
しかし、良いか悪いかではなく、
好きか嫌いか、できるかできないかを
問うたところで、この流れには逆らえません。
うまく変化できた出来たところが生き残るのです。
明日は、
「企業がポスト・コロナを生きる条件」
というテーマでお話しします。
お楽しみに!
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。