コロナを乗り切る飲食のDX

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DXTコンサルティングの
兼安 暁(かねやす・さとる)です。
 
 
 
 
さて、今日のお話しは、
 
「コロナを乗り切る飲食のDX」
 
というテーマです。
 
 
 
 
今回のコロナ禍で、
 
テイクアウトや配送メニューを
 
増やすことによって、
 
なんとか苦境を乗り切ろうとしていた
 
飲食店も数多くみられました。
 
 
 
しかし、それでも、
 
店内でのサービス提供に比べると
 
微々たる売上かもしれません。
 
 
 
テイクアウトや配送メニューが
 
ベストな方法かといえば、
 
もちろん、課題はあります。
 
 
 
そのひとつは宅配料金です。
 
 
 
飲食店であれば、
 
出前やUberイーツのようなサービスを
 
利用する際に余分なコストがかかります。
 
 
 
 
ですから、
 
まずは、通常は店舗で商品を販売し、
 
サービスを提供するのを中心に据えつつも、
 
今回のような外出規制が起こった時のために、
 
デジタル販売手段を作っておくことを
 
お勧めします。
 
 
 
  
一方で、
 
いくらデジタルの販売手段を
 
用意していたとしても、
 
顧客に認知されていないのでは、
 
あまり効果を出せません。
 
 
 
 
来店者数が減った分の売上を
 
オンラインで補うためには、
 
日頃から、顧客とデジタル接点を
 
持っておく必要があります。
 
 
 
接点を持つ手段は大きく2つです。
 
 
・SNS
(Facebook、LINE、Twitter、Instagram、YouTubeなど)
 
・スマートフォンアプリ
 
 
このどちらか、あるいは両方を
 
導入して普段から活用することが
 
大切になります。
 
 
 
SNSでは、
 
継続的にコミュニケーションを
 
取り続けるための工夫が必要になります。
 
 
  
 
顧客は何に関心を持つのか?
 
に注目して配信内容を変えていくことが
 
大切になります。
  
  
 
単に、営業時間や店舗情報を
 
配信するだけでなく、
 
タイムセールのお知らせや
 
クーポンの配布のように
 
顧客に興味を持ってもらえる
 
しかけが必要です。
 
 
 
 
スマートフォンアプリも同様です。
 
 
 
スマートフォンアプリは、
 
ダウンロードしてもらったとしても、
 
使われないと、
 
ダウンロードしたことすら
 
忘れられてしまうことがあります。
 
 
 
また、
 
スマートフォンの容量を気にして、
 
削除されてしまうこともあります。
 
 
 
頻繁にアクセスしてもらえるように、
 
ポイントの残高確認と利用など、
 
顧客にとって頻繁にアクセスしたくなるような
 
しかけが必要です。
 
 
 
 
これは飲食店にとっては有利むしろ有利です。
 
 
 
例えば、
 
メニューから注文、
 
支払と仲間内での割り勘までを
 
専用アプリで完結することができれば、
 
来店のたびに
 
アクセスしてもらえるようになります。
 
 
 
今後訪れるかもしれない、
 
パンデミックに対応した、
 
ビジネス設計が飲食店にも
 
求められているのです。
 
 
 
 
明日は、
 
「飲食と小売がするべきデジタルマネー対応とは」
 
というテーマでお話しします。
 
 
 
 
お楽しみに!
 
DXTコンサルティング
兼安暁(かねやす・さとる)でした。

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