イケアの環境保護への取り組みと目標とは

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スタイリッシュで手に入りやすい北欧家具で世界的に人気のイケアでは、2020年までに消費するエネルギーより、多くのエネルギーを生産すると宣言した。

イケアでは過去10年間で約28億ドルもの投資を行い、風力発電や太陽光などの自然エネルギーの創出に取り組んできた。
店舗や配送センターにおいて、既に900,000にのぼる太陽光パネルを設置している。

イケアは気候変動に緊急の対策が必要だとの認識が高く、グループとして2020年までに事業活動で使用するエネルギーと同等量の再生可能エネルギーを生産することを目標として掲げた。
2025年までに再生可能な電力のみを使用、購入することを掲げ、2030年までには冷暖房については再生可能電力のみでまかなうことを目指している。
また、2025年までに家庭用太陽電池パネルの販売も加速化させる。

 

国連気候変動サミットでも早急に取り組むべき課題として挙げられている世界的な問題が、地球温暖化に伴う異常気象や気候変動である。

イケアでは世界的に注目を浴びている問題である気候変動の抑止や温暖化問題の解決に貢献することを目指し、2030年までに事業活動に伴う二酸化炭素の放出量を上回る、二酸化炭素排出量を削減する取り組みである気候に優しい計画に参加することを表明した。

電子商取引の世界的シェアを誇る米アマゾン社のジェフ・ベゾスは、パリの気候協定の目標を短期間で達成する野心的な目標を掲げた。
製品流通のために100,000台の電気配達車を購入し、2024年までにはエネルギー使用量の80%を再生可能エネルギー源から創出するというのだ。
2030年までにはゼロエミッションを達成し続けると目している。

アマゾンに負けてはいられないと、イケアでは2020年までに事業活動で使用するエネルギーと同等量の再生可能エネルギーを生産するとした。
イケアのホーム・ソーラー部門では高価ゆえに普及が進まないソーラーシステムを手頃な価格で提供できる体制を整えることで、多くの人が購入できるようにし、気候変動に立ち向かう環境づくりをサポートしている。
クリーンで再生可能なエネルギーで電気料金を節約しながら、低コストな投資で地球環境を保護できる仕組みを家庭の屋根から世界的に構築しようという取り組みだ。

また、イケアでは製造、販売する照明製品をすべてLEDに変更している。
LEDは白熱電球と比べて消費電力を85%カットでき、長寿命でエコであるからだ。

さらにイケアでは、人気の家具づくりに使用する木材を2020年までにすべて持続可能な調達先から仕入れた木材にすることを目標に掲げている。
リサイクル材またはFSC認証林の木材にするという取り組みだ。
持続可能な森林管理方法を採用することで、イケアの家具を買う人をはじめ、木材の仕入れ先などにも循環型社会の必要性を認識してもらい、森林破壊を食い止めようとしているのだ。

世界の幅広い世代に人気のイケアだからこそ、影響力を活かして実効性ある環境貢献が期待できるであろう。

参考:IKEA will produce more energy than it consumes by 2020.

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